2009/04/25

* 花の安曇野めぐり-20- 桜未練。 湖に浮かび上がる桜・・・

  
  




     私の・・
    桜の旅の終点はいつもここ。


    安曇野の北のはずれの湖に
    静かに咲いているここの桜を見て
    その年の桜への未練を断ち切ることにしているの。



    そこへ行く途中にはもうライラックが咲き始めていたの。  花みずきも・・・


    私が・・・   
    幽玄・・ 山桜・・ の・・ 夢の中にいる間に・・ 季節は進んでいたのね。



    いつもこの季節は・・ 桜未練・・・
    ああ・・ あんなに待っていたのに・・    もう終わってしまう・・・





    
でも・・ 今年の春はしあわせだった。



    青柳常夫さんの山の歌と・・ どこにいる時もいっしょ^^
    疲れたら山の中に車を止めて目を閉じて静かに聴くの。 


    
私を魔法にかけてしまうような・・ 不思議なその声を。
    心地いい風のように身体を包み込んでくれる・・ やさしい声を。


    
私が知っている山に思いを寄せながら・・・
    まだ見ぬ憧れの山を
思い浮かべながら・・・




    
私が知っている数少ない山男さんたちの心情を想いながら・・・
 
    もう一度・・ もう一度・・ 山に登りたいと・・・     
    切ないほどに思っている・・ かつての山男さんたちに思いを重ねながら・・・


    



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    青柳常夫さんやモリさん・・・


    75才ってどういう年齢なんでしょう?
    50年以上も前から山に登っていた方たちなんですよね。


    山岳登山の華やかな時代を知っている方たち。
    北アルプスや上高地の黎明期を知っている方たち。


    私がいちばんお話を聞きたい世代の方たち。
    50代・・ 60代の方では若すぎるのです。


    お元気であれば90才のおじいちゃんでもいいの^^
    だって・・ 80年以上も前からのお話が聞けるんですもの^^




    
どこかに・・・
    お念仏のように・・ ずーと・・・
    さちの耳に・・・
    とぎれなく山のお話をしていてくださる方はいらっしゃらないでしょうか^^


    同じ話を繰り返し繰り返し・・・
    山のことばっかりなら・・ それでもいいんですけど^^

    一生懸命聞かせていただきますけど^^  




    ちょっとか・・ すごくか・・ 病気っぽいかも知れませんけど^^







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