2009/04/06

* 花の安曇野めぐり -1- 「早 春 賦」 の 里。

 





















ようやくコブシの花が咲き始めた安曇野です。



あちこちから桜の便りが届きはじめましたが

ここしばらくの寒の戻りで安曇野では桜はまだすこし先になりそうです。



私、、 桜を待っているこの季節が大好きです。





北アルプスを背にしている安曇野は

どこに行ってもアルプスおろしの冷たい風が吹いていて春がとても遅いのです。



今年の冬は雪が少なかったのですが

それでも三月になってからの冷え込みでたくさん降りましたので

まわりの山々は雪で真っ白・・・  本当にきれいですばらしい風景です。



冬が長いだけに春の訪れのうれしさも格別。

この風景に憧れて都会から移住される方もたくさんいらっしゃる安曇野です。






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春まだ浅いこの季節にはきっと思い出す歌・・・ 

この歌が大好きという方がたくさんいらっしゃると思います。




ご存知でしたでしょうか?

この歌が作られたのもここ安曇野なんです。

私も気がつくと口ずさんでいたりする大好きな歌です。






 早 春 賦 

    作詞 吉丸一昌  作曲 中田 章


春は名のみの風の寒さや

谷の鶯 歌は思えど


時にあらずと声も立てず 時にあらずと声も立てず



氷解け去り 葦
(あし)は角ぐむ

さては時ぞと思うあやにく

今日もきのうも雪の空 今日もきのうも雪の空



春と聞かねば 知らでありしを

聞けば急
(せ)かるる 胸の思いを

いかにせよとの この頃か いかにせよとの この頃か 




* 葦は角ぐむ・・・  角のような葦の新芽。
* さては時ぞと思うあやにく・・・  ようやく春、と、思ったのに・・ 期待に反して・・
 (検索・・早春賦の歌詞の解説・・より)  






大好きな歌なのですが・・・ 

それにしても難しい歌詞・・・  私は一番の意味だけしかわかりませんでした。



検索で調べてみましたら

一番と二番は早春の情景を唄っているのだけれど

三番は恋ごころを唄っているのではないか・・・ との解釈もありそうだとか・・・



そう云われてじっくり詩を読んでみると・・・ なんか・・・ どきどき・・・ してきます。



そんな深読みをしたくなるような歌詞にも思えてイメージも広がりますが

果たして・・・ 作詞された吉丸一昌さんの真意はどうなんでしょうか?  お伺いしてみたくなりました^^






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今年も4月29日(祝日)AM11:00 から 開催される 「早春賦まつり」

毎年 県外からも多くのファンが訪れる安曇野の春の代表的なイベントです。



「早春賦」の碑は 残雪の北アルプスが一望できる穂高川の岸辺にあります。



「早春賦まつり」の頃には 安曇野にも本格的な春が訪れて たくさんの花々が咲いていることでしょう。







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