2009/04/03

* 青柳常夫さんの七不思議 * ― 6 ―  聴きたかった反戦歌。























「反戦歌」・・・



検索してみると

今でも 「反戦歌」 ・・・  たくさん唄われているんですね 日本でも。  



心ある歌・・・ 
「反戦歌」 ・・・  唄われなくなる日が来ることはあるのでしょうか?  







今・・・ 歌の世界ってどうなっているのかしら・・・   どんな感じの反戦歌なのかしら・・・ 


テレビやラジオから遠ざかっての生活。  耳に入ってくるはずもありませんね^^



それでも・・・  お店に買い物に行ったりしていると どこかでは音楽にふれているものなんです。 

そんな中から・・・  何となく傾向はわかるんです。



かつての名曲のような・・・  

すばらしい詩、すばらしい曲、心に染み入る美しい旋律・・・  そんな歌が作られてほしい・・・



  


---------------------------------


青柳常夫さんの 「山の歌」 や 「花の歌」 ・・・  そして 「シャンソン」 ・・・



どのジャンルの歌も とてもすばらしいのですが・・・  

当然のことながら 「反戦歌」 も 本当にすばらしいです。



いろいろな方によって唄われてきた・・・  

ロシア民謡の 「鶴」 「ともしび」  「囚人の歌」・・・  



この歌を青柳常夫さんで聴いてみると・・・  他の方の歌とはイメージが全然違います。

どの歌にも・・・  情景の美しさがにじみ出ていて 声がとてもやさしくて 胸が痛くなります。



何百回も 何千回も 唄われた歌なんだろうなぁ~~~   ステージで聴いてみたかった・・・  あの頃^^

 





「反戦歌」・・・   私の心にあるのは・・・  この歌。



青柳常夫さんも きっと 何度も何度も唄われたんでしょうね。  

ぜひぜひ そのやさしいお声で聴いてみたかった この歌。  大好きなんです。






死んだ男の残したものは

      作詞 谷川俊太郎  作曲 武満 徹


死んだ男の残したものは ひとりの妻とひとりの子ども
他には何も残さなかった 墓石ひとつ残さなかった


死んだ女の残したものは しおれた花とひとりの子ども
他には何も残さなかった 着もの一枚残さなかった


死んだ子どもの残したものは ねじれた脚と乾いた涙
他には何も残さなかった 思い出ひとつ残さなかった


死んだ兵士の残したものは こわれた銃とゆがんだ地球
他には何も残せなかった 平和ひとつ残せなかった


死んだかれらの残したものは 生きてるわたし生きてるあなた
他には誰も残っていない 他には誰も残っていない


死んだ歴史の残したものは 輝く今日とまた来るあした
他には何も残っていない 他には何も残っていない  






本当に悲しい歌です。  はかない歌・・・ 無力さに打ちのめされる 人ひとりの無力さ はかなさ・・・




一見・・・  悲しすぎるほどの冷たい歌詞・・・



この奥深さを・・・  青柳常夫さんなら・・・  どんな風に唄ってくださるのでしょう・・・  



きっと あの深い優しさの滲む声で・・・   やさしく やさしく 唄ってくださる・・・   聴いてみたい・・・   






本当に・・・  不思議な方・・・  青柳常夫さん・・・   次から次へと湧いてくる・・・  七不思議^^



 




                                              ページトップへ






0 件のコメント:

コメントを投稿