小鳥が咲かせた数千本の山桜の里・・・ 桜仙峡。
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中国、陶淵明の「桃花源記」に書かれた桃の咲き乱れる仙峡『桃源郷』にちなんで、
山桜の見事なこの地が『桜仙峡』と命名されました。
陸郷の山桜は 数千本とも1万本とも言われ、山腹のあちこちに自生しています。
鳥たちが 桜の実をついばみ増やした「小鳥が咲かせた桜の里」です。
(信州池田町陸郷登波離橋HPより引用)
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そこは戸数わずか十数軒のちいさな山里。
普段は車の往来もほとんどない町から離れた静かな集落。 陸郷(りくごう)
春・・・ 桜が咲く・・・ その・・・ ひととき・・・ 桜仙峡に生まれ変わります。
細い山道を行くと右側の谷あいに一面の桜・・・
見下ろすその風景はまさに桜仙峡の名のままのつつましくも美しい風景・・・
ここはちいさなエリアなのですが・・・
そのちいささがまた・・・ まるでおとぎ話の世界に迷い込んだみたいなんです^^
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去年の見頃は4月20日頃でした。
今年も多分そんな頃になるのではないかと思います。
この陸郷から広津方面にかけては
このような隠れた桜の見所がいくつかあって、私も大好きな場所です。
桜仙峡は最近になってポスターなども作られ少し知られてきましたが
そのほかの所はすぐ近くにもかかわらずほとんど知られていないようです。
地元の人しか知らない秘境のような桜の見どころ・・・
そういうのって・・・ なんか・・・ うれしいんですよね。
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この陸郷の地には昔から伝わるお話があります。
「民話 ままっ子落とし」 と 「伝説 登波離橋」
ままっ子落とし
池田町HPより
継母が先妻のこどもをここから突き落としたという
悲しいお話が伝わっている 「ままっ子落とし」
崩れ落ちるのも時間の問題といわれています。
土柱は自然の芸術品。
イタリア 「チロルの土柱」 アメリカ 「ロッキーの土柱」 徳島「阿波の土柱」 と 並び・・・
世界4大土柱のひとつとされる・・・ との・・・ 説も・・・
このあたりはこのような奇岩が数多く立ち並ぶ景勝地。
遊歩道を登れば この 「ままっ子落とし」の上に出られるということです。
道は相当険しいようですが・・・ 私も・・・ 今年こそはチャレンジしてみたいと思っています。
この松の木は・・・ この冬・・・ とうとう崩れ落ちて・・・ なくなってしまいました。
地元で・・・ 何百年、何千年・・・ 親しまれていた風景・・・ 自然の成り行きとは云えとてもさびしいものです。
「民話 ままっ子落とし」
山城、田之入城の跡取りとして生まれた、若君 「太郎丸」
継母は、自分が産んだ子供を城主にしたいと思い
「太郎丸」 を 亡き者に・・・
この土柱から突き落とした・・・ と 言う 悲しいお話です。
「伝説 登波離橋」
こちらの 悲しいお話は 少し長くなりますので・・・ 明日にいたしますね。
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