2009/02/24

* 地をあたためる・・ 春の雨のような・・ やさしい歌声・・・

 




















歌を言葉でお伝えするなんて無理ですね。

できるはずもありません。

でも・・・






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釣船草愛歌 もそうなのですが

青柳常夫さんの歌う 花の歌 から感じるのは

地をあたためて染み込んで行く春の雨のような優しさ・・・




このあり余る声量で・・・

このやわらかな優しさを・・・

出せる歌い手さんを私は知りません。




声量があればあるほど

失われてしまうのが・・・ やわらかさ・・・ やさしさ・・・

今まで、そういう歌ばかり聴いていたような気がします。




それが、声量のある人の陥る落とし穴・・・
 

繊細さに欠けてしまうのは仕方のないこと・・・

そういうものだと思っていました。




私の胸の奥深くに

染み込んだ歌声は

春を待つ野の草花にふりそそぐ

地をあたためる やさしい春の雨 のようでした。




かたくなに閉ざしていた心の奥に

いつしか沁み込んでいったやさしい春の雨・・・







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