2009/04/07

* 花の安曇野めぐり -2- 穂高のわさびの花。

 
 




















安曇野といえば 「穂高のわさび」 

とも 言えるほどの代表的な名産品です。



3月から4月にかけて咲くわさびの花は

純白のそれはそれはかわいらしい花です。



葉の形もかわいいですよね。

そして、葉の緑とのコントラストが何ともいえずさわやかです。






「わさび」 は 清流でしか育たないとても繊細な植物なんです。



安曇野・穂高には

アルプスの伏流水が湧き出していて

そのきれいなお水でわさびが栽培されているのです。



薬味などとして使うわさびは地下茎の部分で

ちいさな石を並べた畑でていねいに育てられています。



水温が低いので成長が遅く、時間をかけてゆっくりゆっくり育っていくのだそうです。








 



ここは、安曇野観光の中心ともなっている 「大王わさび農場」。

今はまだ白や赤の梅の花が咲いていて、やわらかな早春の風景。 

萌えでたばかりのかわいらしい色が、安曇野らしくて大好きです。



芽吹きの季節ももうすぐ・・・  

そうそう・・・  ここのポプラの木はすばらしいんですよ。



何百年もの歳月を感じさせるポプラの大木・・・ 

その林立する風景はなかなか他では見られないと思います。



ここから見る残雪の北アルプスもまた本当に美しいんです。 






長野に来たら・・・ ぜひ・・・ 安曇野にも足を伸ばしてみてくださいね。  ね。







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民謡 「安 曇 節」 より




♪ 一夜穂高のわさびとなりて京の小町を泣かせたや

     この有名な一節は安曇節からだったんですね。 
     ちょっと自慢したくなったりして・・・  
     粋な唄^^  昔の人のセンスの素晴らしさ・感性の豊かさに脱帽です。




♪ 槍で別れた梓と高瀬めぐり逢うのが押野崎

     槍ヶ岳の頂上に落ちた一滴の雨・・・ 
     梓川と高瀬川に分かれて・・・
     はるかに遠い南と北の・・・ 谷から谷を巡り巡って・・・ 再び逢うのは・・・   安曇平野の押野崎・・・





どちらもすてきなお話ですよね。 


ドラマがあります。 ロマンがあります。 とても美しいです。  こんなお話が 大好きなんです 私^^









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