2009/05/25
* 魔音 耳がこんなに濁っている・・・ -3-
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北アルプスの常念山系に蝶ヶ岳(2677M)という山があります。
その残雪の雪形は、南西の大空に向かって羽ばたく真っ白な蝶そのまま。
安曇野からなら、誰がどこから見ても一目瞭然。
大きなくっきりとした蝶の雪形は、本当に美しい自然の造形です。
昨日の雨で、
雪解けが進んだかも知れませんので、もうすぐ写真をアップできると思います。
「大水沢の滝」
その蝶ヶ岳の登山口に向かう途中にこの滝があります。
落差はこの写真の倍くらいでしょうか。
新緑の中に絹の帯を垂らしたような、とても優雅な姿の滝です。
ここまで登ると、蝶ヶ岳は目の前。
山肌・岩肌が黒々とつややかに私を誘っているのでした。
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私は、神秘体験ということをほとんどしたことがありません。
霊の存在も信じなくはないけれど、私自身は一度も体感したことはありません。
でも、眉つば、、、 というほど冷めて見られないのは、
過去に二度体験した金縛りの状態、、、 それがあるからなのだろうと思っています。
霊ってホントに見える人には見えるものなのかなぁ~~~
本当にそんなだったら、私なら怖くて生きて行かれないなぁ~~~ そんな感じです。
そんな私が、5月19日の夜、あんな体験をしたのですから、
自分でもどこまでが本当なのか実はよくわかっていないのです。
ただ、あった事実をあったままに書き留めてみようと思いました。
もしかしたら、どこかで夢とごちゃごちゃになってしまっているのかも知れません。
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はじめ静かに心地よく聴こえていた青柳さんの歌で覚えているのは、
「信濃の友」 と 「いわかがみの歌」。 (歌詞とこの歌への私の気持ちもお読みいただけるとうれしいです。)
その二曲が繰り返し繰り返し流れていました。
♪ 緑が淡く野に萌えて 残雪白き山肌を
友よ登らん 信濃の山に 友よ忘れじ 信濃の山を
♪山には山の詩があり 花には花の夢がある
面影うつすいわかがみ ひそかに咲いて誰を待つ
具合が悪くなったのがあまりにも突然だったので、
実は私、、、 あれから一度もこのCDを聴いていませんでした。
というより、襲ってくる嘔吐の苦しさで、存在自体を思い出す余裕もありませんでした。
体中の力が抜けてしまって動くことすらままならないような状態でしたから。
そして、5月19日の夜。
おかゆも食べられた!
採りたてを届けてもらった朝取りのいちごも食べられた!
ヨーグルトも、桃の缶詰も食べられた!
だから、明日の朝は爽快な気分で目が覚めるはず!!!
「青柳さん、お願い!! 今はいいの! 今はいいの! 今はいらないんです!!」
割れそうな頭で必死に振り払っていた悪魔の教会に響き渡るような魔音は、
もう青柳さんの歌声でもなく誰かの声でもなく、
ただ壁を反響し合う魔の音、地に引きづり込まれるような魔の音になっていました。
あぁーーー 青柳さんの歌、怖くてもう聴けなくなってしまうかも知れない、、、
そんな気持ちが湧いてきて、とてもとても暗い気持ちでした。
ただの夢であってほしい。 朝になったらカラッと忘れていてほしい。
夢とも正気ともつかない混乱した頭でそんなことばかり思っていました。
あの音、、 大きくなったり遠のいたりしながら、だんだん近づいて来たあの音、
轟き渡る雷のようでもあり、吹き荒ぶ嵐のようでもあり、打ち寄せる激しい高波のようでもあり、、、、、
そんな音が悪魔の教会の壁に反響しているような恐怖を覚える音でした。
そんな時間が何時間続いたのか、いつの間にか眠ってしまったらしく気づいたら朝でした。
体は重く、顔はむくんで、目がうまく開けられないほど、ぐったりで迎えた朝でした。
水が飲みたい、、 テーブルの上にある水に手が届かない、、、、、
あぁ~~~~~ また点滴、、、 か、、、、、
5月20日(水) とりあえず、シフト通りで今日はお休み。
ブログの更新も ・・・途絶えてる。
今日はやりたいことがいっぱいあるのに。
いいお天気だから山のようなお洗濯したいのに、、、 大掃除もしたいのに、、、
第一お風呂に入らなきゃ垢で死んじゃう、、、
庭はどうなっているのか、、、
裏庭猫ちゃんは大丈夫かしら、、、 山藤が咲き終わってしまうーーー。
つづく
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