2009/07/14

* ・・・木魂にのって。

  
  




    轟きわたる・・・

    激しい水音に恐れをなして・・・

    あたりの木々はじっと沈黙・・・

    音が苦手な私も・・・ 身を縮ませてじっと沈黙・・・




    森の静けさを突き破る轟音・・・


    その水音は幾重もの山々に木魂して・・・

    遠く都会の片隅に住むあなたの耳に届きます・・・



    都会は寂しくありませんか・・・   都会は寂しくありませんか・・・  と。

    都会はあなたに似合わない・・・  都会はあなたに似合わない・・・  と。



    森は大きく胸を開いていつもあなたを待っています・・・ 





    都会にとても不似合いなあなたの心が・・・

    木魂にのって・・・ いつか・・・ ここに戻るまで・・・  いつかここに戻るまで・・・
   






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