2009/03/03
* 安曇野から上高地へ・・ 二輪草 (ニリンソウ) のお話。
ニリンソウ・・・
純白の可憐なお花・・・
こんなにかわいらしいんですもの みんなに愛されるはずですね。
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私、登山経験はほんの少ししかありませんが
安曇野に住んでいますから上高地までは近いんです。
山登りをされる方なら知らない人はいない上高地・・・
憧れの穂高連峰や槍ヶ岳への登山基地として、
また、山岳登山のメッカとして、
上高地なくして日本の近代登山は語れないともいえるところです。
あの風景・・・ あのさわやかな風に・・・
一度でもふれてしまったら・・・
絶対、、、また、、、来よう、、、って・・・思いますよね♪
私も、上高地って聞いただけでワクワクしてしまいます。
そうそう・・・
この頃は・・・神降地・・・と書いてあるポスターをよく見かけます。
それを見たらほんとにそんな気がしてきました^^
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採るのは写真だけにしましょう・・・
そういわれはじめて、もう、何十年にもなります。
上高地に行ってみて思うのは
高山植物やお花の種類が
思っているよりずっと少ないということです。
それは、上高地や二輪草に限ったことではないんですが・・・
私の子供のころにはどこにでもあった花も
今では、園芸店でしか見られなくなってしまいましたし。
そういう私も、よく見に行ったり買ってきたりもするんですけど・・・
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これは、以前、人から聞いたお話なのですが
30~40年ほど前まで上高地には 二輪草 が群生していて
春になると若芽を摘み取って、お浸しにして、食べていたそうです。
あんなに可愛いお花を・・・ えっ・・・て・・・思ったのですが
考えてみれば、普通の山菜だって同じですよね。
それは、地元に住んで、山の恵みと共に暮らしてきた方たちの
大切な食料だったりしたんだと思います。
何十年もそれを大切な食料にしてきた地元の人たちが
根こそぎ抜いて絶やしてしまうようなことをするとはとても思えないんです。
それより何より・・・ ニリンソウって・・・
そんなに簡単に絶えてしまうような弱い植物ではない筈です。
それがここ20~30年でこんなに少なくなるなんて・・・
人が入れば、そこに必ず起こる悲しい現実。 乱獲・・・
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山でお花に出逢うのがどんなにうれしいか・・・
それを知っている人は
決してそのお花にとって
かわいそうなことはしないものだと、私は、思っています。
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