2009/03/12

♪遠い日に憧れたはるかな女性を・・・ 「 阿 寒 の 山 よ 」


 




















      阿 寒 の 山 よ 

            作詞 平野ひろし  作曲 早乙女 碧


       阿寒の湖(うみ)は なみだ色
       マリモは溶けぬ哀しみか
       阿寒の山よおしえてよ
       ああさすらいの ああ旅の身は
       愁いを流す川もない


       湖畔に詠(うた)う 啄木の 
       孤独がゆれるおそい夏
       阿寒の山よおしえてよ
       ああ遠い日に ああ憧れた
       はるかな女性(ひと)を 雲に追う


       心に深くたちこめる
       霧につめたい道しるべ
       阿寒の山よおしえてよ
       ああさすらいの ああ旅遥か
       幸せさぐる尾根いくつ





       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


       きれいな詩・・・

       哀愁ただようきれいな詩・・・



       こういうきれいな詩を・・・

       まっすぐに・・・ きれいに唄うのはとてもむずかしいと思います。




       ああ遠い日に ああ憧れた はるかな女性を雲に追う・・・




       どんな風に唄っていると思われますか?  青柳常夫さんは。

       本当にこのきれいな詩をのびやかな響きのある声でまっすぐに唄っています。



       この歌を聴いていて、まっすぐきれいに唄うためには

       圧倒的な声量が必要なんだということに改めて気づかされます。



       やわらかな伸びのある声はどこにも無理がないのです。

       それは、この声量あってこそなんだと思います。







       はるかな女性・・・  はるかな女性・・・

       ああ遠い日に ああ憧れた はるかな女性を雲に追う・・・




       ここを唄う その声・・・

       かつて憧れた女性への想い・・・  阿寒の雲に重ねる想い・・・

       懐かしさと切なさの入り混じる眼差しが滲んできて深く胸に響きます。






 
                                             ページトップへ

  

0 件のコメント:

コメントを投稿