2009/03/03
♪ 未練 涙が霧になり・・・ 「風 の 歌」
風 の 歌
作詞 森川 寛 ・ 黒木惇而 作曲 黒木惇而
山の風が歌ってる
山の男のロマンスを
恋に破れて泣けたって 忘れはしない稜線の風
山の風がささやくよ
あの娘 (こ) に にてる 岩ぎきょう
未練 涙が霧になり はるかにかすむ稜線の風
山の風が呼んでいる
残雪まぶし あのカール
又の逢う日を 胸に秘め 忘れはしない稜線の風
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未練 涙が霧になり・・・
はるかにかすむ 稜線の風・・・
いいですね。
こういう詩に弱いです・・・ 私。 じゃなくて・・・ きっと誰でも・・・
こんな詩が作れるのは、絶対日本人だけだって、いつも思います。
本当に繊細な、こんなに美しい表現ができるのは、日本語だからでしょうか。
岩ぎきょうを見ては想いを重ね・・・ 未練 涙が霧になり・・・
このたった数行の詩の中に
さまざまな断ち切れない想いを胸に秘めて
ひたすら稜線を歩きつづける男の人の重さのようなものを感じます。
青柳常夫さんは
そんな悲壮感をも越えた力強さで唄いあげているのですが・・・
こういう歌を・・・
こんな風に唄えるのは・・・ 青柳常夫さんだけしかいない。
断言してもいいです。 責任持ちます。 本当に素晴らしい歌です。
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