2009/06/09

* 緑を遊ぶ湖・・・


   




    萌え出たばかりの新緑から

    深い翡翠のような色の緑まで


    緑色ってどれだけの色を持っているのでしょう。




    この湖と遊んでいる緑、、、

    この移り変わるグラデーションすべてが緑ね。




    ずーと見ていると写真じゃなくて絵に見えて来るの。

    東山魁夷
(ひがしやま かいい) さんの絵の世界ね。



    こんな色って絵の具だったらどの色とどの色を混ぜるのかしら。

    この大気の透明感ってどうしたら出せるのかしら。




    緑は不思議な色  青と黄色の間を旅する色。

    青に近づきすぎてもいけない  黄色に触れてもいけない。




    他の色には迷いがあるような気がするけれど

    緑という色はどの色の緑にもそれがないような気がする。




    たとえば青 たとえば赤 たとえば紫 たとえば灰色、、、

    どこかに 哀しみや 惑いや 愁いや ゆらぎがあるような気がする。



    見る人の心を迷わす何かがあるような気がする。

    見る人の心をそのまま映すような気がする。



    緑色はただ澄んですべてのものを受け止める。

    包容力に満ちた緑は心を映すのではなく心を受け止めてくれる気がする。



    神秘を秘めた緑 ゆらぐことのない緑。

    緑の大きな包容力に守られて生きているすべての命。



    緑のゆらぎのない優しさは すべてのものを浄化してくれているような気がする。





                                           ページトップへ









0 件のコメント:

コメントを投稿