2009/06/05

* 赤鬼さん・・・ こんにちは・・・ 私 さちです。

  
  





    私たちのこと見て
    この花が好きだとか あまり好きじゃないとか



    可憐だとか清楚だとか 
    華やかだとか毒々しいとか いろいろ勝手なことを言うのね 人間って。



    特に さちさんは 訳のわかんないことばかり言って通って行くのよね。






    あの人 ちょっと変よね。
    私たちのこと見て 写真撮りながら 「何て色に生まれて来たのよ、、、」 ですって。



    大きなお世話よね。 だから 私 言ってやったの。 
    「さちさん さちさん なんて色って 何色なんでしょう???」 って。



    そしたら あの人 困った顔して 
    「赤じゃないしーーー  朱色じゃないしーーー 緋色じゃないしーーー 紅色じゃないしーーー 」
    「そうよそうよ!  赤鬼色よ!!!」 ですって。






    赤鬼1. 「んまーーーーー 失礼しちゃう!!  私たちって 赤鬼色なの???」

    赤鬼2. 「それって かわいくないってこと???  だったら ゼッタイ許せない!!」

    赤鬼3. 「でもさぁーー それって いいじゃん。  私 気に入った!!!」

    赤鬼4. 「どーーーーでも いいよーーー。  どうせわかっちゃいないんだからサ。」

    赤鬼5. 「あの さちだろ。 あんなのにまともに付き合っちゃいられないよ。 言わせておくさ。」

    赤鬼6. 「でもね あの子は可哀想な子だよ。 自分が幾つになったのか解かってないんだよ。」

    赤鬼7. 「そういえばあの人 自分が人間だって気付いてないみたいよね。」

    赤鬼8. 「ああいう子につける薬はないなぁ~~~~。 マズイよなぁ~~~~ あれは。」

    赤鬼9. 「赤鬼色でも 青鬼色でも オレたちゃどうでもいいけど 問題はあの子の頭だよなぁ。」

    赤鬼10.「あれはマズイ、、、 あれはマズイ、、、 あれで一生終わるのかいな、、、 、、、 、、、」








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