2009/06/02
* 善光寺の御開帳 -2- 祈る瞳の美しさ。
撫で仏 「びんずる尊者」
紹介文には、、、
「お釈迦さまのお弟子のひとりで、人々の病を引き受けてくださるという信仰があり、」
「撫で仏とも言われます。」 と、書かれています。
自分の痛い所や悪い所と同じ場所に触れると、
それを代わって引き受けて下さるという信仰があるんですね。
「びんずる尊者」のお身体は痛々しいほど磨り減っていました。
目や肩やお腹や膝が特に磨り減っていました。
こんなに多くの病に苦しむ人々の心を癒して来られたのかと、
信仰心の浅い私でさえ思える様な有難いお姿でした。
この、「びんずる尊者」の周りも物凄い人の波でした。
みなさん、それぞれが抱える病の場所に触れることができたのでしょうか?
本当は、、、
この周りにいらっしゃる方々のお顔も写っているのですが、
さすがに、ここに載せる訳にはいきません。
その、みなさんのお顔のきれいだったこと。
ご年配の女性の方が多かったのですが、
一途なその表情がとてもきれいで、
私はペシャンコになりながら、うっとりしていました。
現世でご利益を、、、 というのが未だによく分からない私、
いつもどこか冷ややかな目でしか見られなかった私、、、
そういうのも こういうのも いいんじゃないのかしら、、、
ふと、、、 そんな気持ちが湧いて来ました。
祈る瞳の美しさ、、、
二十数年前、、、 インドの寺院で見たあの懐かしい光景を思い出していました。
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