2009/10/14

濃霧、、 山は魔物。。。

CIMG0022~1.JPG
                                                  濃霧渦巻く八方池周辺・・・





   八方池はほんとに小さな池。
   対岸の人とお話ができそうなほどのかわいい池なの。


   サンショウウオが棲息しているんですよ。


   私も昔見た記憶があるんだけど
   今回一度も見られなかったのは
   数が減っているのかも知れないなと思ったりして。


   湧き出した水は周辺を潤し湿地帯を育んでいるのだけれど
   そこから谷に向かって急な斜面になるので
   その湿地帯もほんの小さなささやかなものなの。




   この濃霧の切れた辺りが・・・  あの草紅葉のネックレスだった所・・・ ね^^


   そして霧にすっぽりと覆われているところが・・・  昨日の神秘的なダケカンバの林。




   カメラのレンズに当たっているのはみぞれ混じりの雪。
   写真を見たらとても寒そうなんだけど
   耐えられたのは風がなかったからなの。


   標高2060メートルの山で
   雪が舞っていて風があったらとても寒くて
   こんなにのんびり霧が晴れるのを待ってなんかいられない。



   第一 あたし 寒いの大の苦手なんだもん。




   こんなに山が好きになる前だったら
   絶対ここでおにぎりなんて食べられなかったと思うもの。


   こんな霧の中を歩く人の気が知れないと思っていたくらいだもの。


   山に魅せられて
   その山に引き寄せられるように何度か来てみるとしみじみ思う。



   山は魔物。 一時たりとも同じ顔をしていない。



   こんな安全なはずの山でも霧に巻かれたら
   方向を見失って遭難だってし兼ねないんだなと思ったりもする。







   この写真の左側に見える尾根を登って行くと唐松岳に着くのね。


   その唐松岳から降りてきたおじさんが
   唐松は夕べからの雪が凍っていて
   とてもこんな装備じゃ行かれないと言っていた。


   その姿は確かに軽装で
   ちょっとハイキングって感じ。
   その装備で登山なんて大丈夫?? って思った。


   引き返して正解でしたね おじさん^^


   でも東京から来たというから決断には勇気が必要だったみたい。
   今日は下で温泉にでも入ってのんびりするよーーーって。


   ほんとほんと ほんとに正解ね^^ 
   その決断がなかなかね なかなかできないものなんですよね^^


                                    (つづく   


   






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