濃霧渦巻く八方池周辺・・・
八方池はほんとに小さな池。
対岸の人とお話ができそうなほどのかわいい池なの。
サンショウウオが棲息しているんですよ。
私も昔見た記憶があるんだけど
今回一度も見られなかったのは
数が減っているのかも知れないなと思ったりして。
湧き出した水は周辺を潤し湿地帯を育んでいるのだけれど
そこから谷に向かって急な斜面になるので
その湿地帯もほんの小さなささやかなものなの。
この濃霧の切れた辺りが・・・ あの草紅葉のネックレスだった所・・・ ね^^
そして霧にすっぽりと覆われているところが・・・ 昨日の神秘的なダケカンバの林。
カメラのレンズに当たっているのはみぞれ混じりの雪。
写真を見たらとても寒そうなんだけど
耐えられたのは風がなかったからなの。
標高2060メートルの山で
雪が舞っていて風があったらとても寒くて
こんなにのんびり霧が晴れるのを待ってなんかいられない。
第一 あたし 寒いの大の苦手なんだもん。
こんなに山が好きになる前だったら
絶対ここでおにぎりなんて食べられなかったと思うもの。
こんな霧の中を歩く人の気が知れないと思っていたくらいだもの。
山に魅せられて
その山に引き寄せられるように何度か来てみるとしみじみ思う。
山は魔物。 一時たりとも同じ顔をしていない。
こんな安全なはずの山でも霧に巻かれたら
方向を見失って遭難だってし兼ねないんだなと思ったりもする。
この写真の左側に見える尾根を登って行くと唐松岳に着くのね。
その唐松岳から降りてきたおじさんが
唐松は夕べからの雪が凍っていて
とてもこんな装備じゃ行かれないと言っていた。
その姿は確かに軽装で
ちょっとハイキングって感じ。
その装備で登山なんて大丈夫?? って思った。
引き返して正解でしたね おじさん^^
でも東京から来たというから決断には勇気が必要だったみたい。
今日は下で温泉にでも入ってのんびりするよーーーって。
ほんとほんと ほんとに正解ね^^
その決断がなかなかね なかなかできないものなんですよね^^
(つづく
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