不帰の嶮、、、 (カエラズノケン
待っても待っても切れない濃霧、、、
その中で
全景が現れる瞬間を息を詰めて見つめていたの。
生き物のように激しく蠢く霧を追いながら。
そこに浮かび上がるのは
吸い寄せられるような真っ白な岩肌。
不帰の嶮、、、
その白い岩肌を
艶かしく染める草紅葉の美しい色彩を何と言ったらいいのかしら。
白馬山系の山肌は美しく儚げな白さを秘めているの。
不帰の嶮、、、 (カエラズノケン
待っても待っても切れない濃霧、、、
その中で
全景が現れる瞬間を息を詰めて見つめていたの。
生き物のように激しく蠢く霧を追いながら。
そこに浮かび上がるのは
吸い寄せられるような真っ白な岩肌。
不帰の嶮、、、
その白い岩肌を
艶かしく染める草紅葉の美しい色彩を何と言ったらいいのかしら。
白馬山系の山肌は美しく儚げな白さを秘めているの。
不帰の嶮 (カエラズノケン)、、 Ⅱ峰、、 Ⅲ峰、、、
一瞬射した太陽の光にくっきりと映し出された、、、
不帰の嶮、、 Ⅱ峰、、 Ⅲ峰、、、
ああ、、 不帰の嶮、、、
もう言葉などいらない、、 涙がすーと頬を伝う、、、
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この時すでに
Ⅰ峰とキレットは深い霧の中に隠された。
これが日本の山かと思うほどの
毅然とした存在感に体がビリビリ震える。
鼓動が高鳴る。 頭がクラクラする。 このドキドキは恋?? 危ない恋^^
いったい誰がつけたのか この名前、、
不帰の嶮 (カエラズノケン・・・
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この稜線、、 歩けます???????
重たいリュックを背負って、、、
ああ、、 クサリとハシゴはあるそうですよ^^
ダーーーーイジョウブですよーーー あなたなら^^ わっ わっ わたし??
ゴメンこうむりマス^^
ソーーーと失礼させていただきますーーーーーーーー (ソーーーーー^^
不帰キレット
霧に浮かぶタムラソウ
この霧の向こうに、、 不帰の嶮、、、
カエラズノケン、、 は、、 こう書くのでした。
漢字の持つ力は凄いですね。
ゾゾッとなりますね。
山の写真なんかを見るよりもっと怖くなってしまいます。
実際にその名の通りの恐ろしい岩山なんですけどね。
鎖と梯子で登る難所中の難所なんだそうです。
日本三大キレットのひとつなんですってよ。
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わっ わたしですか??
とっ とんでもないっス^^
目の前で見ただけっス^^
岩しかなかったっス^^
ありゃーー 崖登りっつうもんだス^^
見ただけでおっかなくて^^ 足サ震えて動けなかったっス^^
絶対帰って来れねっス^^ ヘリコプターのお世話サなりたくねえっス^^
と、、 いうほど、、 おっそろしい山、、 なのよね。
だ・け・どーーー また見てみたいのよねーーー
あの子の正体なの^^
ノウルシ。。。
この草原一の美女。。。
コナラ君が恋しちゃうのもムリないわよね。。。
ほんとに匂うような美しさですものね。。。
野漆。。。
妖しげな名前ね。。。
そう。。。
美しい毒を秘めているのね。。。
茎の汁に触れるとかぶれるらしいわよ。。。
それにしても綺麗でしょ。。。
この花のように見えるところは、実は、葉なんですって。。。
お花はその真ん中に小さく咲いていたのね。。。
それはすでに終わっていて
この時期にこんなに綺麗に紅葉するって訳なのね。。。
・・・君は花より美しい、、、
・・・どこかで聞いたフレーズ、、、 そのままね。。。
潅木やクマザサの緑とのコントラストが
その美しさを更に際立たせているのよね。。。
野漆のこの神秘を秘めた透きとおる赤が
霧の中から浮かびあがる姿はこの世のものじゃないみたい。。。
じーんと胸に染み込んでくる。。。
涙がじわっと湧いてくる。。。 頭がクラクラしてくる。。。
コナラ君じゃなくても さちも恋をしちゃう。。。 八方尾根の草紅葉。。。
ゴンドラに乗って兎平(うさぎだいら)へ
さらにリフト2本を乗り継いで八方(はっぽう)山荘前へ
一気に標高1830メートル。
眼下には白馬村の町並みと黄色に色づいた田んぼが見える。
スキーシーズンの賑わいがウソのような静かなたたずまい。
ゴンドラ、、 リフト、、 の、、 その下が、、 一面の草もみじ、、、
マツムシソウが咲いている、、
ウメバチソウが咲いている、、
カライトソウもあちこちに、、
こころに染み入る野菊のやさしい姿、、
ハクサンフウロもかわいいし、、 ミヤマリンドウの紫の何と美しいこと。
そして、、 リフトを降りたところが、、 この風景なんです。
まだ紅葉だなんて思ってもみなかったからもう感激。
霧がふわっと立ち込めてくる中に浮かび上がる幻想的な草紅葉。
白馬・八方スキー場~八方尾根、、
そこに広がる亜高山の草紅葉は、、
本当に夢を見ているような素晴らしさです。
私は、、
この季節には行ったことがなかったのですが、、
広大なパノラマ、、 一面の草原、、
ここが、、 こんなに美しい所だったなんて、、 今まで知りませんでした。
つづく