2010/03/22
カシコイみっちゃん と ピンボケさち ― ゆず遊び 2 ―
みっちゃんチはシンプルな家だから
大きいお鍋がほしいなんて思っちゃいけないの。
ごはんを炊く圧力鍋とこれだけしかないから
何でものんびりゆっくり時間をかけてやるのよね。
私もみっちゃんもバカがつくほどのもったいながり屋だから
拾ってきたゆずは隅から隅までそりゃあ丁寧に使うの。
さあ何ができるかというとお決まりの柚子ジャムなんだけど・・・
実はこのことをブログに書くつもりがなかったものだから
ここから先の写真がないので想像しながら読んでみて下さい ね・・・
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私は完熟したゆずがこんなに美味しいものだなんて知らなかったの。
だから柚子の皮を1mm以下の超うす切りにして
お砂糖もいっぱい使って普通のジャムのように作るつもりで始めたのね。
まず 拾ってきたゆずをきれいに拭いて皮と身と種とに分けました。
柚子の皮ってどれくらいアクがあるものなんだろうと思ってサッと湯通ししてみました。
そしたらこの皮のきれいな黄色が更にパァーーーっと明るい澄んだ色になってね。
香りたつその匂いのなんと芳しいこと・・ ほんとに幸せな香りってこういうののことね。
まだ切ってない剥いたままのその皮の角を恐る恐るちょっと噛んでみました。
あま~~~い ほんとに甘いの もっと苦味があるのかと思っていたのにとっても甘いのよ。
落っこちるほどまでに完熟したゆずならではの甘さなんだと思うの もう感動!!
柚子の身の方は身の方でこれがまたスッパイんだけどほのかに甘くて美味しいの。
私はもううれしいやらワクワクやらでモゴモゴしながらハシャギっぱなし。
柚子ちゃん・・ 私を待っててくれて ありがとう・・ って・・ ほんとにそんな感じ。
ということになると話はちがうぞ。
せっかくこんなに美味しい柚子ちゃんを砂糖まみれにしてはなるまい。
第一そんなに細かく千切りにしてしまっては姫が可哀そうではないか。
きっと柚子姫さまは哀しゅうて泣いてしまわれるに相違ござらん。
我ら家臣どもは姫をぐちゃぐちゃになど決してするまいぞ。
ということで・・ みっちゃんとさちは・・・
柚子姫さまの忠実なシモベとなったのでございました。
―― つ づ く ――
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